副業コーチ専門のクライアント獲得コンサルタント石塚友人（いしつかゆひと）です。

僕は副業から始めたコーチが「わずか100日間で月100万円を稼ぐ」ためのコーチングビジネスモデル構築やコーチングスキルの向上をサポートしています。

そして、他のコーチ・コンサルタントの方たちと何が違うのかというと、ビジネスだけでなく、見込み客やクライアントに対するコーチングセッションのやり方も教えることができる点です。

プロのコーチとして独り立ちし、その後も成長し続けるために絶対に欠かせないのが人を導くコーチングや心理学のテクニックやスキルです。

そして、上手くいっているコーチたちに共有している特徴があります。

それが何かというと、例外なく彼らはコミュニケーションの達人であるということです。

そして、良好なコミュニケーションができるコーチになるために欠かせないのが、信頼関係（ラポール）を形成すための心理テクニックです。

なので、今回は「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」と題し、これを読んであなたがプロのコーチとして活躍していくための信頼関係（ラポール）形成のやり方や心理テクニックを紹介していきます。

ぜひ、あなたもここでしっかりと学び、コミュニケーションの達人を目指していきましょう。

コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック【１つ目：ミラーリング】

「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」の１つ目は、「ミラーリング」です。

ミラーリングとは、何なのかというと、相手の姿勢や動きに自分の姿勢や動きを合わせていく取り組みです。

例えば、クライアントが話す時の身振りだったり、手振りだったり、その時にとる姿勢などを真似て合わせるだけで、信頼関係（ラポール）を築いていくことができます。

では、なぜ、こんなことをするのかというと、相手の抵抗や警戒を極力抑えながら、短時間で信頼関係（ラポール）を築くことができるからです。

仕事仲間、恋人、知人・友人など、仲が良い関係ができてくると、人は必ず相手と似たような姿勢や振る舞いをとるようになります。

つまり、「人は自分と似た人を好きになる！」ということです。

具体的なミラーリングのやり方を以下に紹介しておきます。

  • ビール・お茶などを同じタイミングで飲む
  • または同じタイミングでビンやカップを置く
  • 相手の顔の表情に自分の顔の表情を合わせる
  • 椅子への腰の掛け方・前傾や後傾などの姿勢を合わせる
  • 腕組み・足組み・頰杖などの振る舞いを合わせる

ちょっとしたことですが、これらを何となく合わせるだけで簡単にかつ、短時間で相手と信頼関係（ラポール）を築くことができるようになります。

ただし、ここで注意点があります。それが、過剰にやり過ぎないということです。ミラーリングはコーチングセッションなどで多用される心理テクニックの一つですが、「猿真まね」ではありません。

なので、相手に何となく合わせる程度ではじめていくと良いでしょう。

コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック【２つ目：ペーシング】

「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」の２つ目は、「ペーシング」です。

ペーシングとは、何なのかというと、話すスピートや声のトーン・大きさなどのペースを相手に合わせていく信頼関係（ラポール）形成の心理テクニックです。

そもそもなぜ、このペーシングが必要になるのかというと、話すスピートや声のトーン・大きさなどが自分と合わないと相手は無意識レベルで不快感を感じるからです。

一度、不快感を感じた状態からそれをひっくり返し、信頼関係（ラポール）を築くことは非常に困難です。

例えば、あなたがクレジットカードを無くしたり、盗難されたりしたと仮定しましょう。そんな時あなたは、クレジットカード会社のコールセンターに急いで連絡し、利用を止めると思います。

そして、間違えなく早口で声のトーンは語気を強め、言語・非言語を使って相手に協力を要求することでしょう。

そんな時に、対応してくれるオペレーターに落ち着いた声でゆっくり話されたら、あなたはどう感じるでしょうか？
間違えなく、不快感を感じると思います。

良く話し方の教室などで、「ゆっくり、落ち着いた声で話しましょう」と教えられるみたいですが、それが全ての場面に当てはまる訳ではありません。

どんな相手でも瞬時に信頼関係（ラポール）を築きたいと思うなら「相手の気持ち良さ」「相手の心地良さ」「相手のテンション」に合わせるように心がけると良いでしょう。

具体的なペーシングのやり方を以下に紹介しておきます。

  • 話すスピートを合わせる
  • 声のトーン・ピッチを合わせる
  • 呼吸（息づかい）を合わせる
  • 空気感（雰囲気）を合わせる

逆に僕たち人間は、無意識レベルで嫌いな人に対し、わざと相手から違ったスピートや声のトーン・大きさで話すなどのコミュニケーションをとるとこで信頼関係（ラポール）を自分から切っていたりしますので、気をつけましょう。

なので、コーチングセッションなど、信頼関係（ラポール）を瞬時に築く必要がある時は、ペーシングという心理テクニックを積極的に活用すると良いでしょう。

コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック【３つ目：バックドラッキング】

「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」の３つ目は、「バックドラキング」です。

バックドラッキングとは、何なのかというと、相手の話す言葉や内容を復唱（おうむ返し）することです。

特にコーチングセッションでクライアントと一瞬でつながり、信頼関係（ラポール）を築きたいと思うなら、相手がその時に感じている気持ちや感情をしっかりと受けとり、それらをバックドラッキングしてあげると良いでしょう。

では、なぜ、相手の気持ちや感情をバックドラキングしてあげると良いのかというと、相手は自分の気持ちや感情に共感してもらうことで「自分は理解されている」「自分のことを受け入れてもらえている」と感じることができるからです。

例えば、クライアントが問題・課題などの壁にぶち当たって「悔しい」と感情や気持ちを表現したら「それは、悔しいよね」とバックドラッキングをすることで、相手と深いレベルでの信頼関係（ラポール）を築くことができます。

バックドラッキングは、今すぐにでもコーチングセッションで使える信頼関係（ラポール）形成の心理テクニックです。ぜひ、試してみてください。

人は、自分のことを理解してもらうために生きているという前提をもって、この心理テクニックを活用していくと良いでしょう。

コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック【４つ目：キャリブレーション】

「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」の４つ目は、「キャリブレーション」です。

キャリブレーションとは、何かというと、相手の非言語から心の状態や変化を察知し、より深い信頼関係（ラポール）を形成していく心理テクニックです。

端的に一言で表現するなら「五感を使って相手を観察すること」です。

実は、僕たち人間は、言葉以外にもあらゆる手段を使って、相手にメッセージを伝えています。

具体的には、動き・姿勢・呼吸・顔の表情・声のトーン・声のピッチなどです。

例えば、人は嬉しかったり、楽しかったり、幸せを感じると、動きが軽やかになり、目線は上がり、背筋が伸びたり、呼吸が深くなったり、顔の表情が明るくなったり、声のトーンが上がったり、声のピッチが速くなったりするものです。

逆に人は不安だったり、心配だったり、ストレスを抱えると、動きが鈍くなり、目線は下がり、背中が丸まり、呼吸は浅くなり、顔の表情は曇り、声のトーンは下がり、声のピッチが遅くなったりするものです。

では、なぜ、コーチングセッションでクライアントと信頼関係（ラポール）を築くためにキャリブレーションという心理テクニックを使う必要があるのかというと、心と心でつながり、より深いレベルでの信頼関係（ラポール）を形成するためです。

クライアントでも、見込み客でも、その他の人であっても、信頼関係（ラポール）の深さによって、あなたが発揮できる影響力の幅が決まってしまいます。

なので、言語だけに頼らず、非言語にも気を使ってコミュニケーションが取れる心理テクニックをぜひ身につけてください。

コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック【まとめ】

「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」はいかがでしたでしょうか？

今回はあなたがプロのコーチとして独り立ちし、その後も成長し続けるコーチになってもらうために、コーチングセッションで使える信頼関係（ラポール）形成の心理テクニックを一緒に学んできました。

良好なコミュニーションができるようになるためにまず必要になるのが、信頼関係（ラポール）を形成ための心理テクニックです。

ぜひ、ここ学んだ４つの信頼関係（ラポール）形成の心理テクニックをコーチングセッションという実践の場で活用し、あなたを信頼してくれたクライアントの人生を変えるお手伝いをどんどんしていきましょう。

コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック【最後に】

今回は、「コーチングセッションで信頼関係を築く４つの心理テクニック」を学ぶ機会をご用意しました。

そして他にも、以下のようなサポートをさせてもらっています。

  • リアル現場で出会った人とアポを取るスキル
  • １対１セールススキル
  • １対多セールススキル
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