From: 石塚友人
滞在先のマイケル・ボルダック邸の庭にて、、、

「洋服を買いに来たのですが、あなたが進めてくれたものを
全て買うので、上下4着の服を選んでくれませんか?」

つい先日、都内のお気に入りの
紳士服で、来店早々に僕は店員さんにこう伝えました。

「はい」と言ってくれた40代前半くらいで細身、
肌は焦げ茶色の男性店員さんは少し驚いた表情をしています。

そして、どことなく恥ずかしそうにも見えます。

どうやら僕がは、無茶振りをしているようです^^;

そもそも、なぜ、無茶振りをしているのかというと
その時の僕には理由がありました。

それがなぜかと言うと、次の予定が詰まっていたため、
1時間以内で買い物を終える必要があったのです。

そして、いざ頼んでみると、その男性店員さんは僕にシャツ、
パンツ、靴と次々と手際良く提案をしてくれます。

僕にいくつかの質問して、好みをどんどん引き出していき、
1着、2着と洋服が決まっていきます。

まるで、着せ替え人形にでもなったような気分です。

その職人技には、本当に感心させられます。

そして、この仕事をどれくらいやっているのかと聞くと
キャリア20年以上だとその男性店員さんは答えてくれました。

3度の飯より洋服が好きだと言う店員さんは、

「服を買いすぎて、欲しい服がもうないです!」

こんなことをさらっと、言ってのけます。

「好きこそ物の上手なれ」
って言うけど自分が心から好きなことを
仕事にできたら本当に幸せなんだろうなぁ~と

思うと同時に、僕もやっとその領域に辿りつけてるという
感覚を持てていることが凄く嬉しく感じていました。

無事にお会計を終えたとき、店員さんが僕に一言こう言いました。

「全てのコーディネートをお願いされたのは実は今回がはじめてです」と。。。

その時、僕はこう回答していました。

「だって、店員さんは洋服の専門家ですよね。
だったら自分で服を選ぶより専門家にお任せした方が絶対にいいですよね!」と。。。

そしたら、店員さんから
こんな返事が返ってきました。

「こっちの方が似合うんだけどなぁ~。と思ってもお客様が欲しいと言うものを
提供することにジレンマを感じることがあるんですよね…」と。。。

人いうのは、自分のことが一番分からない生き物なんだと、
あらためて学んだような気がしました。

その男性店員さんと会話を楽しみながら、僕はメンターから言われた
一言を思い出していました。

「お前が欲しい結果を最短で得たいなら、方法は1つしかない。
その結果を得ている人をコーチとして雇い、教えてもらった通りに行動することだ!」

僕が副業を経て、コーチングビジネスで独立・起業できたのも各分野の
コーチやコンサルタントを雇って、彼らの教えをそのままやってきたことが
原因になっていると思います。

そして、これからも欲しい成果を最短で得たいのであれば、
各分野の専門家に教えてもらい、次のレベルに上がるチャレンジを
続けていこうと思います。