石塚友人(いしつかゆひと)です。
もう、3年くらい前のことです。
副業でコーチングビジネスを始めた頃、僕はスゴく行き詰まっていました。
勤めていた会社では、山のような事務仕事に追われていました。
不器用な僕はミスや漏れを恐れるあまり、何度も書類やエクセルシートに記入された数値を見返す…
そして、間違えに気付き、修正した数値自体をあらたに間違える…><
だから、それが元となり何度も見返してしまう。
でも、きちんと、見返しているようで、何となく流し目で見ているので正直、全くチェックになっていない…
本当恥ずかしいですが、そんな状態になっていました。
その一方で時間は待っていてくれず、どんどん進んでいきます。
その状態を回避するために、僕がとった解決策は朝早めに出勤したり、夜遅くまで1人で残業したり。
あの時の僕には、こんなパワープレーしか思いつきませんでした。
でも、そんな解決策なんかいつまでも続くはずもなく、上司から、「石塚さんは、何でそんなに仕事が遅いんですか?」
と、どストレートで思いっきり原因追求型の質問をされ、ただただ「すいません…><」と答えることがあの時の僕には精一杯でした。
そしてあの頃の僕は、今思うと本当しょうもない口癖を連発していました。
どんな口癖だったのかというと、「俺だって頑張ってるんだけどなぁ〜」「それを誰か分かってくれよ…」と心のどこかで、誰かに僕のことを認めて欲しい。
と、完全にやらかしていましたよね。
そんな状態だったから、副業ではじめたコーチングビジネスの進捗も中々思うように進みませんでした><
自分のコーチから、体験セッションのトークスクリプトを次回のセッションまでに作りなさいと課題を出され、僕自身も躍起になって「よし、やってやる…」と思ってやる気はあるのに本当時間がない。。。
でも、自分に対しても、人に対しても、言い訳をしたくないから、会社のお昼時間にご飯を食べずに体験セッションのスクリプトを作成した日だってありました。
それでも正直なことをいうと、あの時の僕には時間が無さすぎたのです。
そして、コーチとのセッション当日の僕は、約束が守れなかった自分の正当性を証明し始めたのです。
・僕は器用ではないから…
・会社の上司が僕を助けてくれないから…
・早朝出勤や残業してまで、頑張っているのに…
と。。。
そんな言い訳を続けてカップラーメンが出来上がる時間が経った頃、コーチが僕の話しを遮り一言こういったのです。
「石塚さん、今からあなたの成長のために一言伝えたいことがあります。」
「そして、その一言は、もしかしたら、耳が痛い話しかもしれない。」
「でも、あなたの成長に絶対欠かせない一言です。」
「聞く準備はありますか?」
と。。。
そんなことを言われたら、誰だって聴くしかありません。
だから僕はコーチに「ぜひ、聞かせてください。」と伝えると、僕のコーチはこういったのです。
「お前がコーチなら、自分のニーズくらい自分で満たせ」
と。。。
そして、コーチはこう続けました。
「コーチと名乗る人はリーダーなんだ!」
「リーダーは、自分のニーズを自分で満たせる人です」
と。。。
僕はこれを言われた瞬間、穴があったら隠れたい。
くらい恥ずかしい気持ちになった自分を今でも鮮明に覚えています!
それからです。
少しずつですが、僕の口から言い訳というものが無くなっていきました。
「お前がコーチなら、自分のニーズくらい自分で満たせ」
この一言は僕が人生を終えるまで、絶対に忘れることができないメッセージになりそうです。
副業コーチ専門クライアント獲得コンサルタント
石塚友人